Netflix「グレゴリー事件: 迷宮入りの謎に迫る」

Netflixのドキュメンタリー「グレゴリー事件: 迷宮入りの謎に迫る」全5話。

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1984年。フランス東部の田舎町で、手足を縛られた4歳のグレゴリー・ヴィルマンが水死体となって発見された。両親の元には長年家族を脅迫してきた通称「カラス」の犯行声明文が届けられる。これは両親の自業自得で「復讐」だと…。

 

警察(ここでは憲兵)やマスコミの酷さは他作品同様言うまでもないが、この謎の人物・カラスという存在が他になかった不気味さやミステリー感を増している。怪しい親族たち、虚栄心だけが強い無能な判事、グレゴリーの母親にまとわりつく変な記者、などとにかく登場人物が多く、加えて情報量も半端ない。名前を覚えるのも一苦労する。

 

※ネタバレ

最初の無能判事が固執した母親の自作自演説はさすがに動機が不明すぎて無理がありすぎるだろう。その後実際完全に無罪になってる。ムリエルは叔父・ベルナール・ラロシュが犯人と示唆したが、あとで撤回して憲兵の強要だったと言うのも他作品の事象を見てると納得できる。となると結局怪しいのは、幸せなヴィルマン夫妻をおそらく嫉妬の目で見ていた親族のミシェルなんじゃないかと思うわ。あと無能判事が担当外された数年後ポリ袋被って自殺したみたいだけど他殺説もあるようで…。これは母親の「復讐」かな、知らんけど(´・ω・`)