Netflix「殺人犯の視聴率」

Netflixのドキュメンタリー「殺人犯の視聴率」全7話。

 「カナル・リブレ」、犯罪現場に密着し、犯罪撲滅を謳うブラジルの超人気テレビ番組。

その司会者で議員でもあるウォレス・ソウザが、実は犯罪組織のボスであり、番組の視聴率目的で殺人を手下に示唆していたという事が判明する。

ここまでは日本でも当時ニュースに取り上げられ「とんでもない事件、ヤバイ司会者」で結論づけられているが、実際にドキュメンタリーを見るとそんな単純?な話ではない事が分かる。

 

※ネタバレ

番組によって警察組織や麻薬組織を敵に回したウォレスを迫害するための陰謀だとか、ウォレスを陥れた関係者の重要証言は警察に強要されたウソだとか事態は二転三転。しまいにはその関係者も殺されるという始末。

ウォレス亡き(病死)後、彼が議員時代にずっと撲滅を訴えていたFDNという巨大犯罪組織が裏社会を牛耳る事になった。

これが何を意味するのか、結局真相は闇の中…。